2011-07-10

面白そうな語学サイト

Verblingという、始まったばかりのWebサイトがある。これは、Chatrouletteに似ている。今現在、チャットをしたいと考えている人同士のマッチングを行うサービスだ。

Chatrouletteと違うのは、語学を目的としていることだ。つまり、英語を知っていてスペイン語を学びたい人間と、スペイン語を知っていて英語を学びたい人を結びつけるサービスである。このような学習方法を、英語では言語交換(Language exchange)という。

インターネットのおかげで、言語を学ぶのは便利になった。例えば、リーディングを学ぶのはたやすい。有名な古典で、著作権の切れているテキストは多く出回っているし、現代文ならば、どのサイトでも豊富にある。リスニングも容易い。YouTubeを始めとした、動画サイトは世にあふれている。ライティングもたやすい。チャットサービスは山ほどあるし、lang-8のような、ユーザーによる添削サイトもある。

ところが、スピーキングとなると、これがなかなかうまくいかない。確かに、Skypeを始めとした、ボイスチャットサービスは山ほどある。しかし、相手を探す方法が、今ひとつ洗練されていない。

確かに、言語交換の相手を見つけることを目的としたWebサイトはある。実際に相手は見つかる。ただし、練習をするのは難しい。というのも、相手の住んでいるタイムゾーンは様々であり、仕事なども様々であるので、お互いに都合のつく時間は、なかなか存在しない。およそ勉強というものは、勉強をしたいと思うときにするのが、一番効率がいい。ところが、その肝心の勉強ができる時間に、相手がいるとは限らない。そのため、無駄にskypeのコンタクトだけ増えていくのである。

そのため、今からすぐに、会話を開始できる人間と自動的にマッチングしてくれるサービスというのは、都合がいい。

とはいっても、Chatrouletteのようになってもらっては困る。つまり、チンコやマンコを見せつける人間はお呼びではない。はたしてこのサービスが、健全に本来の目的のみに使われてくれるのか、その辺は大いに不安である。

また、どうも今現在、英語とスペイン語のマッチングしか行っていないらしい。残念。一応、将来的にはもっと多くの言語をサポートする意志はあるようなので、覚えておこうと思う。

1 comment:

惑星 said...

Estudio español, pero no soy un hablante nativo de los idiomas. Para no puedo usar eso.

スペイン語勉強してますが、どちらの言語のネイティブスピーカーでもないので、自分には使えないですね。残念。