2010-02-07

Windowsの電源オプションとWaveのパフォーマンス

Google Waveが遅い。文字入力さえストレスが貯まる。なぜ遅いのか。ブラウザが遅いのか。しかし、Chromeは、ある程度速いブラウザである。私のPCは、Core2Quadを積んでいる。なぜこんなに遅いのか。

気になったので、プロセスエクスプローラーで、表面的に観察してみることにした。

まず、CPU時間だが、これは、特に、問題ない。Chromeは、CPU時間を使い果たしているわけではない。だいいち、4コアあるうちの、1コアとて、使い尽くされていないではないか。CPUが遅いのではない。

次にメモリだ。メモリも、使い尽くされていない。余っている。

次にディスクアクセスだが、これは非常に少ない。waveを切り替えるときは、容量にして数MB単位のディスクアクセスが発生するが、waveを切り替えなければ、ディスクアクセスは発生しない。よって、ディスクアクセスが問題ではない。

はて、では、なぜこんなに遅いのだろう。CPUは十分に速いし、メモリも余っているし、ディスクアクセスは、そんなに発生していない。なぜ遅いのか。

ふと気まぐれに、Vistaの電源オプションを、高パフォーマンスにしてみた。するとどうだ、あくまで体感だが、レスポンスが向上したように思えるではないか。すると問題は、タイマーの精度とか、スレッドのコンテキストスイッチの時間だとか、そういう何かなのだろうか。以前、あんなことを書いたが、video、audioが一般的になり、WaveのようなWebアプリが存在する現在では、タイマーの精度も、重要になってくるのかもしれない。しかし、あの当時から、まだわずかに一年半しかたっていないのだが。

ああ、ありたきは、SSDをRAIDに組んだ爆速PCだ。CPU時間というは、動画のエンコードでもしない限り、もう余っている。メモリの速度は、相変わらず遅いが、容量は余っている。ディスクの容量は余っている。しかし、速度が足りない。HDDは、十年前も今も、シーク速度がぜんぜん向上していないのである。いくらシーケンシャルアクセスが向上しようと、これでは意味がない。

2 comments:

Anonymous said...

EISTの働きによりアイドル時にCPUのクロック周波数が1.6GHzあたりまで落ちるからとか?

江添亮 said...

果たしてクロック数なのでしょうか。