2009-05-01

vLiteを使うとVista SP2がインストールできなくなるというお話

世の中には、vLiteというヘンテコなツールが存在する。これは、Vistaのカスタムインストールディスクを作るという触れ込みのソフトウェアで、パッチ適用済みのディスクや、一部のコンポーネントを取り除いたディスクなどを作ることが出来る。まあ、何が便利というわけでもない。自称メモリ最適化ツール(笑)や、水子供養の壷と、なんら変わるところが無いのである。害がなければまだマシなほうで、メモリ最適化を謳うソフトウェアは、現在のメモリをスワップアウトさせた挙句、仮想メモリから物理メモリへの変換テーブルのキャッシュまで追いやってしまうアホくさい結果しか生まないし、何百万もする壷は、存在しない霊魂を慰むるに由なしと来ている。

http://support.microsoft.com/default.aspx/kb/968279

vliteを使うと、必要なコンポーネントがないというエラーメッセージが出て、Vista SP2のインストールに失敗するらしい。むべなるかな。必要なコンポーネントがないのだから。

追記:vLiteを使って何を削ったかは、関係ない。vLiteを使ってディスクを作成すると、そのコンポーネントが入っていないのだから。

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