2008-09-30

ハローワークは酷い環境だった

昨日、ハローワークに行ってみたが、二十一世紀とは思えない酷さであった。

ハローワークには、パソコンが数十台置かれており、そこから希望の仕事を探すのだが、このシステムが、この上なく使いづらい。

使い方を述べてみる。操作はタッチパネルで行う。コンピュータに詳しくない人に対する配慮かもしれない。まず、年齢を入力する。次に、フルタイムやパートタイム、正社員や契約社員、派遣などの労働形態を選択する。

業種の選択が実に分かりにくい。詳しくは、ハローワーク・インターネットサービス(職業分類逆引き)に載っている。ちなみに、このページはいまだにフレームを使用している邪悪なページだ。
ハローワーク的分類では、プログラマもSEもWebデザイナも翻訳者も医者も按摩も画家も、すべて「専門的・技術的」というカテゴリに含められる。何という大きなカテゴリだろう。「管理」と「事務」はどう違うのだろう。飲食店の店主は「販売」のカテゴリに入るが、飲食店の従業員は「サービス」のカテゴリに入るのだ。とてもややこしい。

最後に勤務地を選択すれば、結果が一覧表示される。しかし、一覧で表示されるのは、会社名や一般的な業種名だけで、具体的に何をやっているのかさっぱりわからない。一覧から選択して、詳しく見ようとすると、用紙をスキャンした画像が表示される。とても荒く見づらい。なるほど、それですべてのパソコンの隣に、プリンタがついているのだろう。

何故、求人情報の画像をスキャンして取り込むのだろう。コンピュータを使った検索なら、会社名や勤務地、応募資格、広告主の文面などをすべてひっくるめて、全文検索できて然るべきだ。それなのに、検索できるのは、ごく限られた情報だけ、一覧では分からず、詳細な説明の画面を出して、印刷して、初めてまともに読むことができる。この二十一世紀になんとアナログなんだろう。

コンビニで配っているアナログのフリーペーパーに、検索力において負けているハローワークとはこれいかに。

1 comment:

Anonymous said...

ハローワークに行った後1〜3ヶ月以内に
某宗教団体さんが救いに来てくれます
わっちゃなう