2008-03-19

Safariは糞

Safari 3.1がリリースされたとのことで、早速インストールしてみた。しかし、UIが気に食わない。メニュー部分が、灰色の背景に黒文字だ。アルファベットはともかく、複雑な漢字が見づらくてしょうがない。一体連中は何を考えているんだ。
フォントの描画は独自のものなのだろうか。Windowsの描画とはだいぶ違う。どうもこの描画は、あまり日本語に対して良いとは思えない。漢字がつぶれてしまって読めない。メイリオの描画はなかなかだ。しかし、どのフォントを選んでも、描画結果があまり変わらないような気がする。MS PGothicはビットマップフォントだったような気がするのだが。

ともかく、私がSafariをインストールした第一の理由は、Safariがvideo要素をサポートしていると聞いたからだ。早速確かめようと、HTML5のドラフト規格を読みながら、video要素を使ってみるが、なぜか動かない。しかたなく、video要素を使っているサンプルのサイトをググって見てみるが、やはり動かない。ふと気づく。「もしや、QuickTimeをインストールする必要があるのだろうか」と。
それだ。それに違いない。何てことだ。

はっきり言う。QuickTimeは糞だ。QuickTimeのH.264デコーダは貧弱すぎて使い物にならないし、HE-AACのデコードもできない。これではvideo要素をサポートしている意味がない。最高に圧縮したH.264とHE-AACを再生できないvideo要素に何の意味があるというのか。

ところで、なぜ簡単に、検索サイトを変更できないのだろうか。私は、googleで英語のページを検索したいのだ。かってに日本語のみにしてもらっては困る。IEは主要な検索サイトを網羅し、さらに汎用的に検索を追加する方法を提供している。Operaも然り。Firefoxも然り。Safariは検索を追加する手段を提供していないのだ。アホか? 脳みその髄までアホなのか?

ところで、このサイトはobject要素で毎日新聞のWebサイトをインラインフレームのように表示している。Safariはなぜか、毎日新聞のWebサイトのバナー広告を、事もあろうかこのブログの上に表示する。おい、object要素による描画は、object要素の内側で完結しているべきだろう。セキュリティ上、とても問題じゃないのか。何を考えているんだ。

結論、Safariは糞サンデーの上にのせたチェリーだ。

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